入院中のお母様が戻ってこられた時に快適に過ごせる家にしたいとの思いから、今回リフォームをすることになったY様。

築50年以上たっているということもあり、断熱性能は全くなく、冬は寒く夏は暑いという環境でした。

家の中にも段差が多く、車いすで移動するお母様には大きな壁となっていました。

そこで、移動を安易にできるよう、全面段差をなくし、お母様のお部屋から、洗面やトイレへの動線も短くなるように考慮し、もともと倉庫として使用していたスペースにお母様のお部屋を設けました。また、お母様のお部屋には掃出しの窓を設け、直接屋外に出入りできるようにしました。トイレのスペースも1坪と広くし、使いやすく介護もしやすいようにしました。

断熱性能を高める為、床、壁、天井に断熱材を充填、サッシをペアガラスにしました。それにより、夏は涼しく、冬は暖かいバリアフリーのお家に生まれ変わりました。

また、収納もにもこだわり、手持ちの家具に合わせた造り付の棚や、本が大好きなお施主様の書籍がスッキリ納まる、造り付本棚などもご提案しました。