地震に強い家にする 4
さて、前回から地震に対する住まいの備えについてお話しておりますが、
耐震の一般診断見る箇所と、何を見るのかについてもう少し詳しく解説いたします
【外部】
基礎 土間 外壁 屋根
建物がどんな仕上げ材で作られているのか、
割れやずれ剥がれなどの有無、基礎の形状や状態、外周の地面の様子などを確認します
屋根面は敷地内で見ることが難しい場合もあり、道路など離れた場所から確認します
【内部】
天井 壁 床 建具 浴室
床、壁、天井の仕上げ材を確認し、亀裂や浮き、
雨漏りの痕などがないか確認します。
雨漏りは構造体を腐らせている心配があります。
床の傾きや家中の建具の建付けが悪くなったなどの不良は家の傾きを疑うサインです
【床下】
全体 木部 基礎 筋交い 土台、束、大引、根太 アンカーボルト
腐れやカビ、白蟻の被害のなどがないか確認します
【天井裏・小屋裏】
全体 換気口 火打ち、小屋筋交い 筋交い 梁 垂木
構造材や筋交いの寸法の位置や接合方法は適切か、雨漏りの痕がないかを確認します
【地盤】
地盤の強弱の判断が建物の必要耐力の算出には不可欠です。
次回は診断結果をどうみるかについてです
また、当店でも耐震診断に関するご相談をお受けしております。
PanasonicリフォームClub 和泉中央支店まで、ご連絡ください
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