地震に強い家にする 7
さて、前回から地震に対する住まいの備えについてお話しておりますが
今回は
「評点下げる要因」
についてお話ししたいと思います
評点が低い建物とは、地震に弱い家とも考えられますが、
具体的には
保有耐力に影響する部分では
・耐力壁の量が少ない
・接合部の強度が小さい
・基礎のタイプが無筋コンクリートまたは玉石
・建物の劣化が見られる
・耐力壁のバランスが偏っている
必要耐力に影響する部分では
・屋根が瓦などの重たい素材
・外壁が土塗壁などの重たい素材
・地盤が弱い
・大地震発生確率の高い地域
・建物平面形の短辺が短い
・木造とその他の構造が混合になっている
・積雪量がおおい
などがあげられます
その中でも建物の劣化がひどいと、保有耐力を最大で70%も低減させます。
ですので、建物の劣化部位の改善はまず考えたい項目といえるでしょう
次回は「劣化部位などの改善」についてご紹介いたします
また、当店でも耐震診断に関するご相談をお受けしております。
PanasonicリフォームClub 和泉中央支店まで、ご連絡ください
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