中古住宅ご購入のご検討の際に(1)
お盆休み中に家の大片づけを家人より仰せつかり、
いっそシゴトのほうが、、、と思いはじめています。
だいまるです。
中古住宅をご購入してリノベーションをご検討されている
お客さまからの問い合わせが増えております。
「購入する際の確認ポイントはなんですか??」
一生の買い物、事業となる住宅購、本当にたいへんな決断が必要かと思います。
建築的な観点、不動産的な観点、当然、いくつも考えらますが、
不定期にはなりますが基礎的な点を少しづつこちらにアップしていけたらと思います。
●新耐震基準か??
「耐震基準」とは、建物が地震の震動に耐え得る能力を定めるものです。
関東大震災の翌年、1924年(大正13年)に施行されました。その後、
1981年(昭和56年)に耐震基準が大きく改正され、「新耐震基準」が誕生しました。
これ以降に建築確認が行われた建物は、耐震性能に関する一定の強度を持つものと見なされています。
「震度5強程度の地震ではほとんど損傷しない建物であること」、
「震度6強から7に達する程度の地震で倒壊・崩壊しない建物であること」が求められています。
この新耐震基準より以前の基準を一般的に「旧耐震基準」と呼ばれます。
阪神・淡路大震災時に大きな被害が発生し、多くの建物が倒壊・崩壊してしまいました。
一概には言えませんが旧耐震基準の元で建築された建築物の耐震性には不十分であると、
阪神・淡路大震災の事例からも言われております。
単に築年数のみでなく、建築(建築確認)年月日を気にされるとよいかもしれませんね。
旧耐震だからといってすべてダメかと言えば決してそうでなくて
しっかりと補強等をすれば十分にまだまだお暮し頂ける建物もございます。
耐震補強工事をする前にまずは耐震診断として、
建築物の実際の耐震性能を検証する必要がありますが、
自治体によりある一定程度、その耐震診断費用と耐震補強工事費の助成も行っています。
相談に行かれるなど制度をご活用ください、
もちろんリファイン和泉中央では煩雑になりがちな申請作業等の代行もさせて頂いております。
お気軽にご相談ください。